「やりたいこと」は「好きなこと」と「得意なこと」の掛け合わせでできていると説明しました
公式1:「好きなこと」✖️「得意なこと」=「やりたいこと」
「やりたいこと」を見つけるために、まずは「得意なこと」を見つけましょう
それは前述したように、「「好きなこと」が見つかっても仕事にする自信がない」というブレーキがかかってしまうからです
その壁は自分の「得意なこと」を理解することで突破することができます
まずは、「得意なこと」とは何かを改めて定義しておきましょう
「得意なこと」の定義
得意なこと=無意識のうちに、自然とできてしまうもの
これが得意なことの定義です
簡単にいうと、「クセ」のようなものが「得意なこと」です
スポーツの才能や音楽の才能というような輝かしいものではなく、あなたが無意識に自然とやってしまうことです
- いつも人間観察をしている
- いつも思いついてらすぐ行動している
- いつも人の気持ちを考えている
- いつもどうやって勝つか考えている
- いつもどうやって人を笑わせられるかを考えている
こんな頭と心のクセが、「得意なこと」です
「得意なこと」は、自分にとって「無意識」であることがポイントです
無意識にやっていることなので、気づくのが難しいです
「得意なこと」とよく混同される「スキル・知識」は、全くの別物
「得意なこと」とよく混同されるのが「スキル・知識」です
この2つは似ているようで全く違います
「得意なこと」は、リスクを考えられる、人の気持ちを大事にできる、1つのことを突き詰められるなどです
一方で「スキル・知識は」とは、英語が話せる、プログラミングができる、ウェブマーケティングができるなどになります
また、「得意なこと」は一度学んでしまえば、どんな仕事にも使えるもので「スキル・知識」は特定の仕事でのみ活用可能なものです
表にまとめるとこのようになります
才能を誰にも真似できない強みに変える「2つの公式」
公式① 短所⇦才能⇨長所
もし、あなたが今「自分には短所しかない」と思っているとしたら、それはチャンスです
「得意なこと(才能)」とはそれ自体はただの「クセ」でしかありません
クセなので、良いも悪いもないのです
その「クセ」をどう認識するかで、「長所」にも「短所」にもなります
例えば、「物事を慎重に取り組む」というのは1つの才能です
ミスのない作業を求められる仕事をすればそれは、長所になります
しかし、スピード感を求められる仕事をすれば、それは短所になります
自分の「得意なこと(才能)」がどうすれば長所として発揮されるのかを理解する必要があります
公式② 才能✖️スキル・知識=強み
才能を見つける前に「資格取得」に走ってはいけません
「将来のために、もっと何か専門性を身につけた方がいいんじゃないか?けれど何を勉強すればいいんだろう?」
そんなふうに悩む人は少なくありません
しかし、焦って闇雲に勉強しても、時間とお金を浪費するだけで、使うことのない知識をたくさん持つことになってしまいます
才能をみつけて、その才能にあったスキルを学べば、成果につながる可能性はグッと高まります
「そんなことを言っても、自分には人よりも得意なことなんてない」と思う方もいるでしょう
ですが、安心してください
「1つの得意」単体で「人よりも得意」である必要はありません
なぜなら、「複数の得意」を組み合わせて使うことがほとんどだからです
次にやるワーク「得意なことを見つける30の質問」では自分の長所を10個見つけることを目標に見つけていきましょう!!
長所を組み合わせて
人と比較せず、自分が自然とできる「得意なこと」を見つけていきましょう!
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