好きなこと探しを妨げる3つの間違い

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1.「好きなことを仕事にする」は間違い

「『好きなこと』を仕事にした方がいい」と言われる一方で、「『好きなこと』を仕事にしてはいけない」と言われるがあるのも事実です

それはなぜでしょう?

実は「『好きなこと』を仕事にする」には失敗パターンがあります

それは

  • 野球が好きだから、野球関連の仕事をする

のように直接関連している仕事を選んでしまうことです

大事なのはその分野で、自分がどんなことをやっている時が楽しいと感じるのかという「得意なこと」もセットで考えることです

例えば、

  • チームプレーが好き
  • コツコツ能力を高めることが好き
  • 戦略を考えることが好き

それが野球関連の仕事で実現できればもちろん素晴らしいことです

けれど、野球以外でもその楽しさを感じることができる仕事はいくらでもあります

「野球が好き!」という好きなことから「野球のどんなところが好きなのか?」考えてみましょう

そこで出てくる答えは、あなたの「得意なこと」に関連しています

好きなことを仕事にするときは「分野」だけでなく「どんなところが楽しいのか?」もセットで考えてください

好きなことを仕事にするときは「どんなところが好きなのか?」もセットで考える

2.「興味」と「情熱」を間違えている

よく勘違いされている好きなことのイメージは

  • モチベーションが途切れない、燃え上がる情熱のようなもの

と思われる方もいるのではないでしょうか?

これは間違いです

「好きなこと」を見つける30の質問では、好き=興味レベルのものを探していきます

「興味」から「情熱」へ育てていく

興味情熱
・面白そう
・気になる
・知りたい
・好きでたまらない
・これが自分の人生をかかけることだ
・モチベーションが溢れ続ける

最初から「情熱」レベルの好きなことは見つかりません

「好きなこと」は「興味」から「情熱」へ育てていくものです

ロイファナ大学が、多くの起業家に実施した調査ではこれらの3つがわかっています

  1. 仕事に対する情熱は、前の週の努力の量に比例していた
  2. 過去の努力の量が多くなるほど、現時点での情熱も増加した
  3. 最初から自分の仕事が天職だと考えている人はほぼいなかった

興味レベルの好きなことを時間をかけて育てていく

3.「内発的好き」と「外発的好き」を間違えている

実は、仕事にすべき「好きなこと」と、仕事にしてはいけない「好きなこと」があります

それをチェックするのは簡単です

「役に立つから好きなこと」は仕事にしてはいけません

「興味があるから好きなこと」を仕事にしてください

「内発的な好き」と「外発的な好き」の違い

【内発的な好き】
人の内側から生まれるモチベーション
【外発的な好き】
人の外側から与えられるモチベーション
・面白いからやる
・楽しいからやる
・興味があるからやる
                         etc…
・お金が欲しいからやる
・上司に言われたからやる
・恥をかきたくないからやる
                          etc…

「内発的な好き」を大事にすべき理由としては

「外発的な好き」を重視してしまうと、流行りに飛びつき、時代の変化と共に軸が変わってしまい、一生迷い続けことになります

「役に立つかどうか?」という基準をいったん捨てて、まずは純粋に自分が好きだと思えることを見つけ出しませんか?

どうやって仕事にしていくかを考えるのはその後です

内発的な好きを大事にする

それでは具体的に「好きなこと」を見つけるワークをやっていきましょう!

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