実は価値観の中にも、良いものと、悪いものがありかます
この違いを理解しておかないと、自分の価値観に従っているはずなのに
- 幸せになれない
- モチベーションが湧かない
ということになるので注意してください
結論として、下記の点を覚えておきましょう
これだけではわからないと思うので、分かりやすく説明します
人の価値観は、大きく分けると、内発的なものとは外発的なものの2種類があります
上図にある通り、、内発的価値観は、自分の内側から生まれる価値観です
例えば
- 成長したい
- 余裕を持って生きたい
- 自由に生きたい
一方、外発的価値観は、自分の外側から与えれる価値観です
例えば
- お金を稼ぎたい
- 尊敬されたい
- 高い地位につきたい
これを聞いて、「うわ!自分はいつも外発的価値観だらけだわ!」と思う方もいるかも知れません
ですが、当然、人間なら誰しもこのような外発的価値観を持っています
なぜ外発的価値観より、内発的価値観を大事にした方がよいのか
理由は2つあります
上記が、外発的価値観より内発的価値観を大事にすべき理由です
外発的価値観がダメな理由1:一生人生を迷い続ける
まずは、1つ目の「一生人生を迷い続ける」についてです
外発的な価値観を重視している人は、人生の選択基準を自分の外側に置いている状態です
例えば、”お金を稼ぐ”という外発的価値観を大事にしていると
新しい稼げそうなものが出るたびに飛びついてしまいます
仮想通貨が流行れば投資し、プログラミングが稼げそうだと聞けば学び出し、YouTubeが流行り始めれば始め・・・
このようにコロコロとやる事を変えてしまいます
これでは当然のように成果も出ません
自分の外側にある世界は、時代によってコロコロと変化します
つまり、外発的価値観を大事にすると、一生外側の変化に振り回されることになります
一方、内発的価値観は「相当な大きな人生の転機が訪れたときには変化するが、それ以外のタイミングではあまり変化しない」ことが分かっています
なので、自分の内発的な価値観を重視していければ、とても変化の早い社会の中でも、ブレない生き方ができるようになります
外発的価値観がダメな理由1:幸せになれない
理由2つ目は、「幸せになれない」からです
これは、ロンチェスター大学が行ったインタビュー調査で明らかになっています
この研究では、卒業生を2つのグループに分け、人生の目標についての質問を行い、1年後に学生たちがどのようになったのかを調査しました
1つ目のグループは、外発的な目標を持ったグループで「お金持ちになる」「有名になる」などを目標に掲げていた学生たちです
2つ目は、内発的な目標持っていたグループで、「好きな事を学び成長する」「人に貢献する」などを目標に掲げていました
結果として
1年後、外発的な目標を持ったグループは、満足感が増加せず、逆に不安や落ち込みが強まっていたことがわかりました
逆に、内発的な目標を持ったグループは、幸福感を感じていて、不安や落ち込みが非常に低くなっていたことがわかりました
つまり、外発的な価値観を重視すると幸福になれない、内発的な価値観を重視すれば幸福になれるということです
外発的な価値観とうまく付き合う方法
もし外発的価値観が出てきてときは、「それは何のため?」と自分に質問してみましょう
例えば、「有名になりたい」という外発的価値観が持っていたとします
ここから内発的価値観を探します
そのためには「有名になりたいのは何のため?」という質問を自分で考えてみましょう
有名になりたいのは何のため?
▶︎自分の存在を受け入れられるため
それは何のため?
▶︎自分の存在を受け入れられたら、人の目を気にせずに好奇心に従って生きられるから
このように自分に質問を繰り返すことで、「好奇心に従って生きたい」という内発的な価値観があることがわかりました
改めてまとめると、
- 内発的な価値観を大事にする
- 外発的な価値観が出てきたら、内発的な価値観に置き換える
今の時点ではこのことだけを覚えてもらえれば大丈夫です
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