【解説・記入例】価値観を見つけるための5つの質問

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Q1.尊敬する人、尊敬する友人、好きなキャラクターは誰ですか? その人のどんなところを尊敬していますか?

尊敬する人について考えるときにその人の「やっていること」を見てもあまり意味はありません

なぜなら、その人の「やりたいこと」とあなたの「やりたいこと」は別だからです

考えたときに「こういう風に行きたい」と心が躍るような感覚があれば誰でも構いません

その人を浮かべたら、次に「その人の何が魅力的なのか?」を考えてみてください

あなたが尊敬している人は、あなたの価値観が反映されている人です

具体的抽象化
①西野亮廣さん:日本中からバッシングを受けていた時期もあるが、バッシングに負けず、自分の信念と根拠に従って生きている

②マコなり社長:生産性を極めた男で、自身の実体験と根拠に基づいて商品紹介や習慣化を発信している

③中田敦彦:ブレイク後、苦しい時期を乗り越えtry&errorを繰り返し、「芸人じゃね」と言われながらperfecthumanやYouTube大学で活躍している
①自制、信念
②本質、効率
③自制
記入例

Q2.幼い頃や思春期にあった、今の自分に一番大きな影響を与えている出来事or経験はなんですか? それらが自分の価値観にどう影響を与えましたか?

価値観の根本は、幼い頃の経験で作られています

あなたが今でも思い出すような、子供の頃の印象的な経験は何ですか?

自分の価値観に結びついている経験は、強烈な感情を伴っているので、記憶に残っています

今、パッと思いついた経験について、そこからどんな価値観を学んだのか考えてみてください

具体抽象化
①幼少期に1人で人形を使った闘いごっこをしていたらいつの間にか日が暮れていて「えっ!さっきまで朝だったのに」ってびっくりした。
②小学校低学年の頃、授業がつまらなくて時間が進むのが遅いと感じていた。「授業の時間と遊びの時間ってほんとに一緒なの?」って思っていた
③小学校高学年の頃、学校の授業は覚えられないけど、好きな音楽の歌詞や漫画の内容は覚えれるのはなんで?これを勉強で活かせないかな?
①②③夢中、熱中、集中
記入例

Q3.今の社会に何が足りないと思いますか?

社会を見わたして、不満に感じることは何でしょうか?

不満を感じるということは、あなたの中にぼんやりとでも理想の社会が見えているということです

理想と現実の差を埋めるのがあなたの「やりたいこと」なのです

ここで分かるのが、あなたの価値観であり、仕事の目的にもなります

あなたが社会に足りないと思うものは何でしょうか?

具体抽象化
①学校で税金とか自己理解とか社会に出て必要な事を教えれば良いのに(先生がダメとかじゃなく、制度として取り入れてほしい)
②子供に「勉強しなさい」とか「幸せになりなさい」とか言わずに、大人が実行して幸せになればいい。自分が実践すれば子供に教えられるし、子供も「教えて」と言ってくると思う
③みんな否定されたくないよね?じゃあ否定せず、誰もが安心して暮らせる社会が良くない?と思う
①本質
②自律
③安心、秩序
記入例

Q4.「自分って人生で何を大事にしてそうかな?」と周りの人に聞いてみてください。 そう思った具体的なエピソードも聞けるといいです

実は価値観とは、すでに生活の中で発揮されています

なので自分が気づいていなくても周りの人は気づいていたりするものです

ぜひ、自分の身近な人に自分の価値観を聞いてみてください

その際に相手が大事にしていそうな事を伝えることがで聞きやすくなります

具体抽象化
①妻:これと決めたら徹底的にやる
   ・洋服を全て同じにする
   ・お小遣いの3分の2をNISAに注ぎ込む
②妻:自分が納得しないとYESと言わない
   買い物をするときに納得するまで調べまくる
③友人:(作業療法士)国家試験もケアマネ試験も絶対にやり遂げるよね
④職場の先輩:相手の意見を一回受け入れて素直に実行するよね
①達成、ミニマル、秩序、シンプル
②納得、合理
③達成
④受容
記入例

Q5.自分の子供を育てたり、他人に助言するときに 一番伝えたいのはどんな行動ですか? 一番伝えたくないのはどんな行動ですか?

仕事の目的となる価値観を考えるときには、この質問がおすすめです

あなたが子供や他人に伝えたいと思っていることは、自分が周りに与えたい影響という意味で「仕事の目的」になります

反対に伝えたくないことからは自分の価値観と逆にあるものが見えてきます。

具体抽象化
Q.一番伝えたいのはどんな行動ですか?
①夢中になれる事をやった方がいいよ
②今のあなたが素晴らしいよ
③自分の心に素直に従っていいんだよ

Q.一番伝えたくないのはどんな行動ですか?
①人に嫌われないように周りに合わせた方がいいよ
②常識的に考えた方がいいよ
③ミスをしないように慎重に行きた方がいいよ
①夢中、発揮
②ありのまま
③目的、信念

①自由
②真理、本質
③自由

価値観キーワードが15個よりも少ない場合は追加の質問に答えることをお勧めします。

価値観を見つける30の質問はこちら

価値観マインドマップ」を作って価値観を5つに絞る

こことでは出てきた価値観キーワードを整理していきます。

おすすめはマインドマップを活する方法です。

手書きの場合は付箋紙を使うのがおすすめですが、まとめることが目的なので自分がやりやすい方法で行ってもらって構いません。

  1. リストアップした価値観キーワードを全部書き出してください。
  2. 意味の近いグループにして4〜6個に分類してください。
  3. 分類できたら、それらのグループを総括するキーワードを考えてください
  4. 他人軸な価値観を自分軸に変換してください

価値観を分類できたら最後に価値観をランキングにして「価値観ピラミッド」を作成します。

私の価値観ピラミッドを参考にしてみてください

  1. 成長・・・努力していないのに勝手に行動し、成長が感じられて、成果が出る状態。モチベーションの問題からの解放
    ↑ 夢中になることで自然と行動量が増える
  2. 夢中・・・時間を忘れて好きなことに夢中になっている状態
    ↑  好奇心に従うことで夢中になりやすい
  3. 好奇心・・・自分の心に素直に従っている状態
    ↑  何にも縛られないので好奇心に従いやすい
  4. 自由・・・常識や思い込みに縛られることがなく自由な状態
    ↑ 身軽なので自由に動きやすい
  5. ミニマル・・・生活も思考も余計なものから解放され身軽な状態

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